2003-01-01から1年間の記事一覧

韓国における徐福伝説

徐福伝説は、なんと韓国においても存在しました。石川幸子さん(大阪府日中友好協会評議員、韓国文化クラブ会員)という方が、講演を行っています。 http://www.sakai-nan-ya.net/jyofuku/No.4.htm なお、こちらには徐福伝説関係の参考資料が挙げられています…

アジア研究の情報センター

アジア研究関係の情報がそろっているページ。 アジア研究情報ゲートウェイ http://asj.ioc.u-tokyo.ac.jp/ Asian Studies NETwork(ASNET) http://www.asnet.ioc.u-tokyo.ac.jp/ ANSWER(アジア・ネットワーキング・システム) http://acri.toyo.ac.jp/answer/i…

蕭菊貞

なお、柳瀬さんから教えてもらった蕭菊貞(シャオ・ジュイジェン)関係のページ。 「銀の簪」 http://www.city.yamagata.yamagata.jp/yidff/2001/cat021/01c030.html 「紅葉野球チーム」 http://www.city.yamagata.yamagata.jp/yidff/catalog/99/jp/05/042.h…

台湾映画祭2003

六本木オリベホールでの台湾映画祭2003、残念ながら今日で終わってしまいました。みな面白そうですが、特に「夢幻部落」(鄭文堂監督)は面白そうな…。ベネチア映画祭で、批評家週間最優秀新人作品賞を受けたとのこと。武田真治を主演にした「猫をお願い…

なお、上のカリフォルニア大学トランスナショナル&トランスコロニアルスタディーズ研究グループによる本が2004年に出るそうです。 『Minor Transnationalism』、 co-edited by Françoise Lionnet and Shu-mei Shih, forthcoming Duke University Press,…

学会情報

アメリカ比較文学会 2004年大会 「グローバルエスニックネットワーク――過去と現在」 於ミシガン大学、2004年4月15〜18日 http://www.umich.edu/~acla/index.html アメリカ比較文学会(ACLA) http://www.acla.org/ カリフォルニア州立大学比較文…

ノ・ムヒョンの1年

少し時事的な話を。今日はノ・ムヒョン大統領が大統領に当選してからちょうど1年目に当たるそうである。 ノ・ムヒョン政権の1年については、あまり大きくマスコミで回顧されていないように見える。つまり現在進行中の混乱状態であるので、回顧をする段階で…

こんな雑誌が

出ているようです。 「インド英語文学研究会第1号」 研究会報告と国内刊行文献リストの小冊子。\200(送料込予価) <問・申込>042-735-1684 山本

モニカ・アリ(Monica Ali)

『ブリック・レイン』で一躍2003年のブッカー賞候補にあがったバングラデシュ出身の新星女性作家。1967年ダッカ生まれ。3歳の時にロンドンに移住している。 今年の8月に出た第1小説集『ブリック・レイン』は、東ロンドンの移民街ブリック・レイン…

過激に

忙しい時期が過ぎたので、解放感が湧いてきました。さて何からするか。まずは温泉にでも行って考えることにしましょうか。

客家文学シンポジウム

(せっかく書いたのが消滅してしまいました、また書きます…)

やっと

忙しかったのが一息付けてやれやれです。成績採点など一段落しました。

今日は

韓国日語日文学会のシンポジウムがあって行って来ました。文学分科のシンポジウムは「文学を通してみた日本文化」、講演者は北川透、身崎寿、仁平道明、孫順玉の4人。古典関係二人、近現代関係二人というバランスで、子規の万葉集受容の特徴や、写生説につ…

南インドの基層文化

日本財団の「東西文化・思想比較研究事業 報告書」というのが、南インドの基層文化を扱っています。カルナータカ州(ケララ州の北となり)やケララ州をフィールドワークしてのものだそうです。非常に興味深いものです。目次は次のとおり。 一章 ドラヴィダの…

キプロス、ギリシャ、トルコ文学関係 『Step-Mother Tongue: from multiculturalism:literatures of Cyprus, Greece and Turkey』(ed Mehmet Yashin、Middlesex Univ press、2000、isbn 1898253331)トルコ関係は少し(アウエルバッハの関係で)興味があり…

徐福伝説

『日本の歴史02 王権誕生』(寺沢薫著、講談社、2000)を読んでいます。歴史関係のイノベーションもなかなか面白いものがあります。 弥生時代の展開と東アジア古代史が密接な関係にあること、特に政治的な変動とそれによるディアスポラの発生が、日本…

蓮實重彦 映画への不実なる誘い

仙台で、去年から連続企画で「蓮實重彦 映画への不実なる誘い」が行われているようです。今日知りました。 11月には特別編で「世界の中の日本映画 特別編 鼎談:吉田喜重×岡田茉莉子×蓮實重彦」が行われたようです。 http://www.smt.jp/sasoi/ 「あなたに…

ジュンパ・ラヒリ『ネームセイク』

ロンドン生まれで、アメリカ育ちのベンガル系作家ジュンパ・ラヒリ(Jhumpa Lahiri)による小説『ネームセイク(The Namesake)』が話題を呼んでいるようです。1999年に出た第1小説集『インタープリター・オブ・マラディ(病気の解釈者)』もインドから…

ついでに

ケララについては、エモリー大学のポストコロニアルスタディーズのページに解説があります。 http://www.emory.edu/ENGLISH/Bahri/Kerala.html

ケララの母系制

作家のアルンダティ・ロイの故郷であるケララ州は、とても面白いところらしいです。あまりに面白いので引いておきます。 ――ケーララ州の住民のかなりは、つい最近まで母系制をとっていたことは有名である。母系制では、母方に血筋をたどる人びとが大家族を構…

後期の授業が

昨日で終了して、いくらかほっとしています。来週期末試験があり、成績採点を終えれば2カ月半の冬休みです。 冬休みはできればインド関係をいろいろ読みたいと思っています。特にインド史を押さえておきたいです。南インドの歴史にとても興味があるのです。

21世紀を解くキーワード『客家』

web

久しぶりにページを追加しました。緒方修氏の「21世紀を解くキーワード『客家』」を、了解を得て掲載することにしたものです。 http://www.magicalweb.to/~msano/noname1.htm客家(ハッカ)とは何か。緒方氏によれば「客家は漢民族の一グループで…2千年ほ…

巴金100歳の誕生日

今日11月25日は巴金の100歳の誕生日ということで、各地で記念の催しが行われているようです。故郷の成都、活動した上海では特に盛大に行われているようです。ちなみに北京青年報に上海の病院にいる巴金の訪問記事が載っています。現在、巴金はかなり…

剽窃の問題

を考えさせられるような記事がRUR-55に掲載されています。同じくサイードの翻訳に携わっており、『戦争とプロパガンダ』を共訳している二人の方の間で、同一の文章の翻訳をそれぞれウェブ上で公開し、また雑誌発表し、それが「異常に類似している」(中野真…

ウィルス侵入?

どうも研究室のコンピューターにウィルスが侵入したようです。このトップページが半分しか表示されなかったり、あるいはグーグルやヤフーのタイトルの部分(gifの部分)が表示されないという症状です。不思議な症状ですが、あまり深刻ではないのでしょうか。…

陳思和という復旦大の先生、1954年生まれで50歳近くですが、著書が30冊くらいですか。すごいですね。編著を合わせたら軽く100冊を越しています。(中文研究網にプロフィール、著書紹介があり) 去年ソウル大を退官した金允植先生は著書が100冊…

魯迅関係など

中文研究網というところで、中国での文学関係の論文を検索できるので、魯迅関係の論文を試しに見てみたら、だいたい1年で150本〜400本くらいというところ。やはりすごいです。 中文研究網 http://cyber.swnu.edu.cn/zwyjw/ ついでに『魯迅研究月刊』…

巴金特集もう一つ

新華網の巴金100歳特集。大々的なものです。 http://news.xinhuanet.com/book/2003-11/19/content_1185232.htm

何となく気になる

こういうニュースは何となく気にかかります。 「ヘビ、ネズミ食べ40数年 窃盗未遂の「自称男」」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031121-00000148-kyodo-soci 横井さんや小野田さんの話は感銘を受けましたが、日本にも同じようなことがありうるとい…

『中国現代文学史』

復旦大学の陳思和による中国現代文学史がネット上で読めます。 1949年以後の現代文学史を、さまざまな観点から体系化したもの。 個人的には必読の文献です。 http://www.bwsk.com/lszl/c/chensihe/zgdd/index.html