水野俊平氏の問題

 韓国における日本人タレント第1号と言うべき水野俊平氏に対する討論が、韓国メディアにおいて沸騰しています。ヤフーやダウムの掲示板で、水野氏の行いや発言をめぐって、ホットな討論が繰り広げられている最中です。
 何が問題となっているかと言えば、水野氏が韓国テレビで見せている「表」の顔と、日本での著書などにおける「本音」の顔がちがうのではないか、表では親韓派のふりをしているにもかかわらず、著書などにおいては「反韓」的な言説をふりまいている、というものらしいです。
 水野氏の著書には『韓国・反日小説の書き方』(亜紀書房、1996)、『韓日戦争勃発!?―韓国けったい本の世界』(文芸春秋、2001)、『韓国人の日本偽史―日本人はビックリ!』(小学館文庫、2002)などがあります。今回主に問題となっているのは、『韓国人の日本偽史―日本人はビックリ!』での発言であるようです。

 政治風刺サイト「パン」掲示板 http://www.ppan.co.kr/bbs/free.html
 DAUM掲示板 http://agorabbs1.media.daum.net/griffin/do/debate/read?bbsId=D104&articleId=311&pageIndex=1&searchKey=&searchValue=
 ヤフーのブログ http://kr.blog.yahoo.com/dusaram1/927533.html

 
 幸いなのは、水野氏を弁護する文章も見られ、必ずしも批判一色ではないところです。しかし、かなり批判の強度は高く、どうなるか予断を許しません。韓国に関係する者として、他人事ではありません。