2005-01-01から1年間の記事一覧

水野俊平氏の問題

韓国における日本人タレント第1号と言うべき水野俊平氏に対する討論が、韓国メディアにおいて沸騰しています。ヤフーやダウムの掲示板で、水野氏の行いや発言をめぐって、ホットな討論が繰り広げられている最中です。 何が問題となっているかと言えば、水野…

アンゲロプロス監督来日

6年ぶりの新作「エレニの旅」の公開を控えたアンゲロプロス監督が24日来日し、都内のホテルで記者会見を行ったとのことです。 http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2005/01/25/09.html 「エレニの旅」、仙台ではやらないんでしょうか? やって…

韓流の立役者・李鳳宇

シネカノンの代表であり、1993年に『月はどっちに出ている』を制作した李鳳宇氏。もともとは企画・配給を手がけるプロデューサーとして、ポーランド映画、アイスランド映画、ギニア映画、北朝鮮映画などを企画・配給していた。映画プロデューサーという…

本橋哲也『ポストコロニアリズム』

岩波新書から、本橋哲也著『ポストコロニアリズム』が出ました。「ファノン,サイード,スピヴァクの議論を丹念に紹介しながら,〈日本〉という場で「植民地以後」の課題に向き合うことの意味を考える,最良の入門書.」ということです。 ぜひご覧になった方…

ホミ・バーバ「アウラとアゴラ」

月刊『みすず』の2004年12月号にホミ・バーバ「アウラとアゴラ――他者との交渉に開かれた陶酔、そして隙間から語ること――」が載っています。 ちなみに訳者は「磯前順一/D・ガリモア訳」となっていますが、このガリモアさんは、『〈翻訳〉の圏域』で書…

新装版『音楽のエラボレーション』

長らく絶版となっていたサイードの『音楽のエラボレーション』が、10月に新装版としてみすず書房から出ています。ご存じの方も多いと思いますが、サイードは元々プロ級のピアニストでプロを目指していたのですが、大学院生時代にグールドのコンサートを聴…

久しぶりで再開します。